WindowsタブレットにGentooをインストール(11/25更新,未完成)
しばらく忙しくて全然OSSの活動ができていませんでした。
先日,KOF大阪に行ってきてタブレットで有名なKapperさんと少し話してLinuxを入れれるタブレットの見分け方などを教えていただきました。
という事で早速今日日本橋に行って,適当なタブレットを買ってきました。
DignnosのDG-D09IW2Sです。
KapperさんはあまりGentooを入れたことがないと言うことで早速Gentooを入れました。
バッテリーがほとんどない状態でUSBのタコ足を持ってないため今日だけで全部完了することは出来ませんでしたが,数日に渡る備忘録です。
①USBブートの準備
・USBインストールディスク
なんか適当に作ってください
最初から無線が使えるのでこの手のマシンはUbuntuが楽です
・BIOSへの入り方
この機種は,電源ボタンと音量の上キーを押すことでBIOSメニューに入ることが出来ます
もしくは,キーボードをつないだ状態で,Delキーを押しながら起動してください。
・BIOSの設定変更
FastBoot:Disable
SecureBoot:Disable
TXE関連:Disable
(Bootオプション:USBドライブを選択)
再起動すればUSBブートできるはず
eMMCドライブなら
gdisk /dev/mmcblk0
でいけます
Winを消す場合,全部dで消してください。
残す場合は,gpartedなどを用いて平和的に容量を開けてください。
設定の参考例
Number Start (sector) End (sector) Size Code Name
1 2048 6143 2.0 MiB EF02
2 6144 268287 128.0 MiB EF00
3 268288 1267711 488.0 MiB 8200
4 1267712 46905230 21.8 GiB 8300
これは,ZenBookの例ですがこんな感じです。
スワップはもっとあった方がいいです。
gdiskの場合コードが覚えれないので,これを見たらすぐわかりますということで。
③USBブート後
・基本事項
USBの蛸足がないと詰みます。
この上の段階でも充電しながらやりくりが困難な可能性が高いです。
UbuntuでUSBブートすると最初から無線が使えたり,BTも問題なく使えるのでBTキーボードが使えます。
GentooをインストールするのにUbuntuなんて…と思ってしまいますがUSBポートの数的にやはりUbuntuを使った方が無難です。
④#gentooinstallbattleのメモ
sudo wget
でstage3を落としました。
ブラウザ使って落としてきても良いと思います。
最近はいつもsystemdを落としています。
・make.conf
コンパイルオプションのところの書き方が変わってるわね
INPUT_DEVICESのタッチスクリーンの部分の書き方はこの時点では不明なので放置しました
うどんわーるどが長いので今日はここで終わります。
飛ばしすぎで分からんという人があれば教えてください。
・インストール完了までの流れ
↓
(中略)
↓
↓
grub-install
↓
Gentooで起動!!
・今回ハマったところ
eMMCを使うのが初めてだったので,カーネルの組み込みを忘れて起動できない状態に陥りました。
https://www.koyu-pro.jp/blog/detail.php?id=2
上記を参照しました。
GPIOあたりが必要かどうかは謎
⑤Wirelessnetworkの設定方法
以前の記事を追記して,ちゃんと読めば設定出来るようにしました。
⑥GUIの導入方法
今回はmateを例とする。
emerge xorg-server mate
sudo nano .xinitrcで.xinitrcを以下の内容で作成
内容
exec mate-session
※何かと便利なのでGnome3も入れた方が良いです
emerge gnome
※めっちゃ時間かかるし重いので注意
Gnomeで起動するときは
exec gnome-session
$ startx
MATEが立ち上がります,ほら簡単!!
(あとでちゃんと書くかも書かないかも)
⑦タッチスクリーンの有効化
かなり泥沼に入っています。
これで詰まっているせいでなかなか記事が更新出来ない状態です。
Ubuntuだと何も考えなくても認識するのですが,Gentooだと一苦労の案件。
今日うまくいったとしてもまとめるのに数日はかかります。
散々苦労して思ったことは,タッチスクリーンよりBlueToothキーボードの方がGentooをいじるには重要だということに気付きましたね…(CLIなら要らんし,GUIでもショートカット駆使すればどうにでも)
Ubuntuの設定を真似することで動くようになりました。
Ubuntuのカーネルはほぼ全ての機能が有効になってるような状態です。
どこまで削っても動くのかを確かめないと本質的な部分が見えてこない状態なので,もう少しお待ちください。
⑧mikutterinstallbattle
#gentooinstallbattle の最後のステップ
・日本語フォントの導入方法
emerge kochi-substitute
フォントが雑魚いのでvlgothicでも入れましょう
emerge vlgothic
あと,ほた氏のフォントがおすすめ
emerge koruri
・絵文字関連
別記事を参照
⑨入れておくと便利なツールなど
・genlop
emerge genlop
genlop -c
で現在のemergeの情報が見れます。
・pkill
sudo pkill mate-session
などでログアウトができる
・電源管理系
・BlueToothの導入(重要)
wikiより
[*] Networking support ---> <M> Bluetooth subsystem support ---> [*] Bluetooth Classic (BR/EDR) features <*> RFCOMM protocol support [ ] RFCOMM TTY support < > BNEP protocol support [ ] Multicast filter support [ ] Protocol filter support <*> HIDP protocol support [*] Bluetooth High Speed (HS) features [*] Bluetooth Low Energy (LE) features Bluetooth device drivers ---> <M> HCI USB driver <M> HCI UART driver <*> RF switch subsystem support ---> Device Drivers ---> HID support ---> <*> User-space I/O driver support for HID subsystem
gpasswd -a ユーザー名 plugdev
をしないと,ユーザーに対して許可が出ないらしい
bluzと言うパッケージをemergeする
hciconfigを打ちたい場合は以下のUSEフラグを追加してemergeする
USE="deprecated" emerge bluz
ここまですれば
bluetoothctlでコマンドから設定可能
GUIで設定する場合は,Gnome3を入れると良い(前参照)
startxでGnome3から立ち上がればGUIでBlueToothの設定をすることが出来ます。
自動で立ち上がるようにするやつと起動するやつ
systemctl enable bluetooth
systemctl start bluetooth
enableにして自動で立ち上がるようにすることで,一度登録したデバイスはログイン前でも接続出来るようになります。
・ccache(手抜き)
wikiより以下
emerge ccache
root #
mkdir -p /gentoo/ccache
root #
chown root:portage /gentoo/ccache
root #
chmod 2775 /gentoo/ccache
# Maximum cache size to maintain max_size = 100.0G # Allow others to run 'ebuild' and share the cache. umask = 002 # Preserve cache across GCC rebuilds and # introspect GCC changes through GCC wrapper. compiler_check = %compiler% -v # I expect 1.5M files. 300 files per directory. cache_dir_levels = 3
FEATURES="${FEATURES} ccache"
CCACHE_DIR="/gentoo/ccache"
.bashrcに以下を追記
export PATH="/usr/lib/ccache/bin${PATH:+:}$PATH"
export CCACHE_DIR="/gentoo/ccache"
※MMC認識で必要になるもの
Device Drivers --->
<*> MMC/SD/SDIO card support --->
<*> MMC block device driver (NEW)
<*> Secure Digital Host Controller Interface support
<*>SDHCI support for ACPI enumerated SDHCI controllers
Processor type and features --->
[*]Intel Low Power Subsystem Support
Device Drivers --->
Pin controllers --->
[*] Intel Baytrail GPIO pin control
<*> Intel Sunrisepoint pinctrl and GPIO driver